リラ冷えや睡眠剤はまだ効きて 

2011, 02. 28 (Mon) 18:00

「リラ冷え」って何?! 5月の北海道で使われる言葉の意味とは北海道雑学百科ぷっちがいど

5月下旬の北海道は、暖かくなったと思ったら急に冷え込むという気候の変化が見られます。
そんな時期に札幌市民がふつうに使っている言葉、それが「リラ冷え」という言葉なのです。


私、「リラ冷え」という言葉、知りませんでした。
でも、「リラ」は知ってます。
「リラ」とは「ライラック」のフランス語での呼び方で、ライラックの花は見たことがあります。


北海道の「リラ冷え」、本州の「花冷え」と同じ?NHK 放送文化研究所

どちらも、春になっていったん気温が上がったあと突然寒くなる「寒の戻り」の言い方の一つです。


「寒の戻り」のほうなら聞いたことがあります!
本州では、「花冷え」って言うのですね。



リラ冷えや睡眠剤はまだ効きて 俳人・榛谷美枝子さん

「リラ冷え」の札幌とライラック言語郎-B級「高等遊民」の妄言

札幌出身の職場の若い同僚が「さっぽろライラックまつり」(5月20日~24日)の始まる頃、GW期間中の勤務の代休を取って実家に帰り、先日、横浜の職場に戻ってきた。「天気はどうだった?」と聞いたところ、「寒かった。朝晩は家の中で灯油ストーブを焚(た)いていたほどだった」という。これが「リラ冷え」である。

(中略)

しかし、この表現、渡辺淳一の造語ではない。北海道出身の俳人・榛谷(はんがい)美枝子さんが1960(昭和35)年に詠んだ「リラ冷えや睡眠剤はまだ効きて」がオリジナルだ。この句を気に入った渡辺淳一が小説の題名に使って世に広まり、北海道を中心に日常語としても定着した。春の季語としても知られる。



雪国の春は、ほとんどの花がこの季節に開花するのではないかと思われるほどに、一気に訪れる。
そして、毎年のことなのに、日が長くなったことをしみじみと感じ、短くも気持ちの良い夏の訪れも楽しみになってきた頃、リラ冷えの寒さを味わう。
春は一気に来たかのように思えても、夏はまだ少し遠いと、待ったをかけられる。

寝付けれぬ夜に眠剤を飲み干し、不自然な睡魔で布団に潜り込む。
時間がきて、目を覚ましても、薬はまだ体に残っているようで、ぼんやりとした朝を迎えることになる。
きりっとした寒さに、体は暖を取るなどして労わるが、気持ちは焦点の合わないまま。
そんな朝に、自分が北国で繰り返し季節を巡る定めを感じる。
ちぐはぐの体と、頭と心。
それを翻弄するかのような、行ったり来たりの北国の気候。

この俳句、大好きになりました。


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さっぽろライラックまつり

毎年、5月下旬頃行われるようです。
私は、行ったことがありません。
どうぞ、道外ではなかなか花を開かせないライラックの花を楽しんできてください。

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